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子供を褒めて育てる本当の方法とは? [家庭]

家庭内での児童虐待などを防止するために子供を褒めてしつける方法に注目が集まっています。もっとも、子供を褒めてしつける方法は以前からよく言われていることであり、茅ヶ崎市が主催する「怒鳴らない子育て練習講座」通称「そだれん」などもマスコミで取り上げられています。


確かに子供のしつけに関して悩みを抱える親は多く、しつけの一環として厳しく叱ったり、怒鳴ったりすることがエスカレートして家庭内暴力に発展することはあります。茅ヶ崎市が主催する「怒鳴らない子育て練習講座」はもともとアメリカで開発された児童虐待防止プログラム「CSP(コモンセンス・ペアレンティング)」を基にしているようで、しつけの基本的な考え方は、「怒鳴る」ではなくて「ほめる・諭す」にあり、親子間に良好な信頼関係を築いていくのが、その目的のようです。


子供を褒めて育てるという方法に関しては日本はまだまだ遅れているかもしれませんね。日本の一般的な家庭は夫が妻に対しても公には『愚妻ですが。。。』などと評することが美徳とされているような風潮が見られました。子供たちに関しても褒めるよりむしろ批判することによって子供を厳しく育てることが一般的であったと思われます。しかし、近年日本のの家庭においては若い親の子供への虐待が増え広がりこのような海外の児童虐待防止対策が導入されるようになったようです。


確かに子供に限らず人間だれでも褒められると嬉しいものです。家庭内で子供のためとはいえ、ひっきりなしに批判され、感情的に叱られたり、怒鳴られたりしたら子供は自尊心が育たなくなります。怒鳴ったり批判したりすることに対して良い反応が返ってこないとそれ以上の悪態に発展することも十分に考えられますので家庭内の児童虐待を防止するためだけではなく子供が自尊心を持つためにも褒めて育てるという方法は良い方法と言えるかもしれませんね。


ただ、『子供を褒めてしつける』と言葉にすると単純に10文字程度ですみますが、これを毎日実践するには並大抵の努力では行えないことであると思います。また、『子供を褒めてしつける』事を毎日親が実践するには、親に時間的、精神的、経済的なある程度の余裕が必要であるかもしれません。すべての家庭がこの『子供を褒める』という部分だけ実践しても効果はそれほど得られないように思われます。もし中途半端に『褒める』ことだけを行っているなら我がままでプライドの固まりのような子供が育つかもしれません。


それで『子供を褒めてしつける』ことが成功するために関係することを考えてみましょう。


子供を褒めるためには子供のことを良く知っていなければならない

子供に限らず、誰かを褒めるにはその人を本当に良く知っていなければなりません。『褒めてしつける』の意味を誤解している人は何か叱らないといけない時に『前置き』として適当な褒め言葉を述べてしまうことです。しかし叱るための単なる『前置き』にすぎない褒め言葉はほとんど効果がないでしょう。『子供を褒めてしつける』とは叱る時に褒め言葉を述べることではありません。もちろんそういう時もあるでしょうが大切なのは定常的に日々の生活で子供の本当に良いところを褒めるのです。そしてしつけの必要な状況が生じた時にも、良いところを認めつつ感情的にならずに問題点や改善点について忌憚なく話し合うことです。そのことを毎日の生活で行うためには親は子供のことを本当に良く知っていなければなりませんし、十分に意思の疎通が図れる状況になければなりません。子供は安易な褒め言葉はすぐ見抜きます。私たちでもそうではないでしょうか?安易な褒め言葉は単なる『お世辞』と考えその後に批判や罵倒が続くならそのような『褒め言葉』は忌むべきものとさえ考えるのではないでしょうか?子供はもっと繊細です。ですから子供を毎日褒めるには子供のことを本当によく知っていなければなりません。もちろん親であるなら子供のことをだれよりも良く知っているはずかもしれません。しかし長年の歩みを全体的に知っているということと今日子供に何があったのかということや今の子供の感情を知っているというのは別問題です。特に幼稚園や保育園、学校に行くようになると子供がそのような状況でどのようにしているのか親の知らないことが沢山あるはずです。ですから親は子供との意思の疎通を十分に図るとともに、子供を客観的に見ることが出来るように関係者との意思の疎通も十分に図る必要があるでしょう。そのようにして、もし、子供と親との距離がある程度生じる状況においても親が子供のことを本当に良く知っているなら、日々の生活において子供に相応しい時に相応しい褒め言葉を述べることが出来るかもしれません。


誰かを日々褒めるって結構大変なことですよね。大好きな人であっても毎日褒めるというのは難しいことかもしれません。でも毎日新たな発見をし、新鮮な気持ちを失わないなら相手を心から褒めることが出来るかもしれません。子供に関してもそう出来るといいですね。というか、本来人間関係においては子供だけに限らず、家族であろうとなかろうと他の人の良い点を見つけて褒め合うということはとても大切なことです。例えば家族でやってみると良いかもしれませんね。例えばお互いの『今日一日の良かったところ』とか、あるいは今日一日の政府や行政の『良いところ』とか。。。 なかなか毎日続けることは難しいことでしょうね。何かの良いところを探すということは本当に良く知っていないと出来ることではありません。でも必要なことですよね。親は子供の良いところを探し、子供も親の良いところを探す。強いては地域や行政の良いところを家族で探す。最近批判的な人が多いですから実践できるといいですね。


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褒めて育てるということは叱ることが必要ではないということではない

子供を褒めて育てると言っても叱るような状況が存在しなくなるということではありません。子供は愚かな考え方をするものですし、愚かな行動をとるものです。ですから褒めるだけでそのような状況が無くなると考えるのは現実的ではありません。しかし、日々子供との意思の疎通が図られていてよい点についていつも褒める環境が出来ているなら感情的に叱ったり、怒鳴ったり、罵ったりすることは極力避けることが出来るかもしれません。ですから考え方として、叱らないといけない状況になって『叱る』という方法によってコミュニケーションを図るのではなく、日頃から意思の疎通を図りよく褒めかつ必要な諭しや助言をもっと頻繁に与えるという感じでしょうか?日々の諭しや助言は煩わしい小言のようにならないように子供の尊厳をよく認めつつ、問題が大きくなる前に小さい芽を摘んでゆくなら叱ることを極力少なくすることや強い口調になることを避けることも出来るでしょう。


このように考えてくると『子供を褒めて育てる』ということは多くの時間が必要であり精神的にも経済的にもある程度の余裕が各家庭に必要であると言えるかもしれません。しかし、実際には現在の社会の置かれている状況、経済的な問題、片親家庭の増加、マスメディアの影響、家族のあり方の変化等々様々な状況ゆえにこの『子供を褒めて育てる』という方法を完璧に行うことはなかなか出来ないのではないでしょうか?世の中のすべての問題が解決することがあれば別ですけどね。


最後に現在このように『子供を褒めて育てる』という風潮が広まりつつありますが、日本の一般の家庭がこれまで行ってきたような子供とのコミュニケーションの図り方は失敗だったのでしょうか?必ずしもそうではないと思います。日本で行われていた子供のしつけ方が失敗だったのであれば日本はとっくに家庭崩壊で滅びていたはずですよ。でも実際には日本で現在のような児童虐待や家庭崩壊が深刻化したのは現在のようなグローバル化した社会においてこれまでの価値観が崩れてからです。ですから欧米で行われている方法を取り入れたからと言って必ずしも劇的な改善が図れるとは限りません。日本には日本にあった方法や確立された方法があるかもしれません。


確かに日本人は欧米人と比べると表現力に乏しく、子供を褒めたり愛情表現を上手に行えなかったりするかもしれません。また、感情を表さなかったり、人前で子供など家族を褒めることを恥ずかしがる国民かもしれません。しかし、何百年も家族という取り決めは維持されてきましたし、昔の方が家族の絆は強かったかもしれません。では『子供を褒めてしつける』ことを意識していなかった時代にも家族がそのような絆を保てたのはなぜでしょうか?情報の少なさや社会の状況などの要因もあると思いますが、家族がもっと『愛にあふれていた』という点があるかもしれません。確かに子供を上手に褒めれなかったかもしれません。一刻で頑固な親父だったかも知れません。いっぱい殴られて、怒られた経験を良く思い出すかもしれません。でもそれは愛情の不器用な表現だったのですよ。だから家族の絆は保たれた。近年は親も子供も自己本位になり家族の愛や愛情が薄れてきたから残されたそのような叱り方や怒り方が問題になっているのではないでしょうか?もし現状の自己本位や愛の薄れた状態で方法だけ『褒めてしつける』を実践しても駄目でしょうね。


結局問題なのは自己本位(利己主義)を避け、利他的な愛や愛情を強めることではないでしょうかね。


とはいえ、褒めることは大切なことです。子供のことを本当に良く知り利他的な愛や愛情の表れとして褒めてしつけてゆきたいですね。


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